*** 2001年7月28日 三ツ峠 ***

1.クロイチゴの実 2.シモツケ 3.カイフウロ1 4.朝露1 5.朝靄の森 6.オカトラノオ 7.クガイソウ1
8.クガイソウ2 9.クガイソウと
ミツバチ
10.林道1 11.林道2 12.タマアジサイ 13.ウスユキソウ
とハナアブ
14.ソバナ
15.ナンテンハギ 16.カイフウロ2 17.シモツケソウ 18.ヤナギラン 19.ヤマホタルブクロ 20.クガイソウ3 21.三ツ峠山頂
にて
22.山頂付近の
お花畑1
23.山頂付近の
お花畑2
24.ギボシの
お花畑
25.ギボシの
お花畑2
26.ツリガネニンジン 27.マツムシソウ

 7月28日(土)に河口湖近くの三ツ峠山(1786m)に出かける。今回は植物博士のAさん、
Iさん御夫妻、私の4名の参加である。集合の河口湖駅に30分程早く着いた所、早速Iさん
が駅前の蕎麦屋を見つけ、3人で二回目の朝食を取る。手打ちソバの味にIさんが感激し、
帰りも是非寄ろうと提案する。
 Aさんと合流し、登山口の西川新倉林道(標高約1200m)まで車で出かける。此処から林道
を登り始めるが、Iさんの奥さんとAさんの植物談義が始まり、中々前に進めない。Iさんが
痺れを切らして、突然林の中にキジ撃ちに出かける。キジ撃ちの効果が急に現れるとは思え
ないが、道端にはクロイチゴやクマイチゴがたわわに実っている。クマイチゴはクマの食べ
物かと議論になるが、人間様が食べても中々美味である。
 標高1500mを越すと視界が開け、朝露が降りた木々がまるで霧氷のように見える。奥さん
がこの光景に痛く感激している。又この付近の林道脇から山頂直下にかけて、カイフウロウ
やギボシ類の群落が見られる。またシモツケも一様のピンクでなく、濃淡が有るのが判る。
 三ツ峠山の最高峰開運山で昼食を取る。奥さんの御好意で、お手製の大おにぎり2個を頂
く。代わりに、セブンイレブン製のおにぎり2個をIさんにお返しする。結局Iさんは4個の
おにぎりを平らげてけろっとしている。その食欲に脱帽。食後に頂いた奥さんお手製の紫蘇
のジュースは色鮮やかで,中々美味である。
 次に第二の峠御巣鷹山に向かう。この南斜面にはギボシ類他の大群落が広がっており、
壮観である。よく見るとギボシ以外にツリガネニンジン、ワレモコウ他の花々も有り、正に
お花畑と言うのがぴったりである。
 第3の峠木無山に向かう。此処で最後の一枚としてマツムシソウを撮る。今回は富士の展望
が期待出来ないので、重い望遠レンズを車に置いて来て大正解であった。日頃の行いが良いと
山の神も見方してくれる。
 此処から下りにかかる。20分程下った所でAさんがそわそわしている。理由を聞くと,永年
使い込んだ大切な植物図鑑をどこかに置き忘れてきたとの事。引き返そうという話しが出るが,
又買えば良いとAさんが諦めよく断る。2時間程下って広い林道に出る。林道の側溝に赤と黒の
斑模様の蛇がうごめいている。さてはマムシかと話題になるが、蛇博士はいないので誰も特定
できない。今回は大切な物を無くしたり、蛇に出合ったり何となく後味の悪い一日でした。
登りの厳しさ:★

戻る