《えれじい》 |
---|
2014.6.5 |
さかなのように
あめのなかを
およぐときは
なみだなんか
とけてゆくのさ
とりのように
かぜのなかで
うたうときは
かなしいゆびを
まわすのさ
もぐらのように
だいちのなかを
めぐるときは
せつないやみを
おどるのさ
はなのように
ほのおのいのち
さかせるときは
こいするむねが
さけるのさ