《世界の呼吸》
2013.12.13

ぼくの世界から知らない外にでる
知らないけれどどこかで予感している世界のほうへ
するとそれはぼくの世界の
ずっと奥のほうから生まれ出てくることに気づく

ぼくの世界のなかの知らない場所に行ってみる
知らないけれどぼくの世界にずっとあった場所へ
するとその場所はぼくの世界の
外にある場所へとつながっていることに気づく

ぼくがぼくだということ
ぼくがぼくではないということ
ふたつでひとつだとわかったとき
世界は大きく呼吸をはじめる