風日誌


吉備真備/阿倍晴明


2004.07.19

 

昨日は、yuccaとのふぃーるどわーくごっこということで、
曇天のなか、総社市を経て、真備町から矢掛町、井原町、鴨方町方面に出かける。
 
とくに目的はなかったのだが、
以前一度でかけたことがあった吉備真備公園の場所が
わからなかったのでうろうろと探していたところ
やっと矢掛町で見つけることができた。
真備町、矢掛町は吉備真備ゆかりの地である。
 
その吉備真備公園には、吉備神社があり、
その横には吉備真備の大きな銅像が建っている。
この公園が面白いのは、神社の裏手の丘陵に
円形に石を並べた場所をつくっていることで
ここに立っていると景観も含めとても気持ちよくなる。
 
その後、せっかく来たのだからと
井原の日吉鉱山跡の藍銅鉱(アズライト)を物色する。
とても暑いしトンカチなどさえ持参していないので
すぐに切り上げるが数個、深い青を付着させたサンプルを採取。
 
その後、帰路につこうとしたが、
途中の鴨方町で、「阿倍晴明ゆかりの地」という標識を発見。
そういえば、一年半ほど前、雨の中その地を探そうとして
結局探せずに終わった記憶が甦る。
そうだ、ここがそこだったのだ。
ということで小さな標識を辿ってぐるぐると山道を登る。
山頂付近まで辿ってようやくその地を見つける。
 
鴨方町には「竹林寺山天文台」があるが
そのとなりの山に、阿倍晴明がそこで天体観測をしたらしい。
そこに碑が建てられていて、
その近くに「阿倍神社」と「晴明大権現のほこら」があった。
とくに感動というほどのものはなかったが、
山の上はとても静かで、
クロツグミらしき鳥の声もクリアにきこえていた。
すでに時間は午後6時半をまわっていた。
 
昨日はどうも吉備真備と阿倍晴明がテーマだったようだ。
それと隠れた重要人物、阿部仲麻呂。
興味は尽きない。
 
 

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