注文していたシュタイナーの『健康と病気について』(ホメオパシー出版)が届いた。 (ちなみに書店に最初問い合わせたときに、入荷の予定がないとのことで、 入手するには注文する必要があるようだ) 1922年10月19日〜1923年2月10日に行なわれた18講分の労働者講義が収められた GA348がまるごと訳されている。 以前からまとめて読みたかった労働者講義なので、とてもうれしい。 装丁は地味なものの、価格は3150円と、とても安価になっている。 しかも、あのわりと強烈なキャラらしい(^^;由井寅子さんが巻頭に書かれている 「イントロダクション/監修者によるシュタイナー医学への招待」が泣かせる。 人間の生命を救うことを志す治療家が、シュタイナーが獲得したような 知識あるいは知恵なくして、真の治療家と言えるだろうかと思う。そう いう意味で、私も勿論、真の治療家とは言えないのであるが、人類は、 人類として真の治療家を目指すべきであると考える。この本はその意志 を啓発する刺激となるであろう。 今後も、この労働者講義の続きが刊行されるということだけれど、 こういう地味だけれど安価で内容のあるシュタイナー翻訳本が たくさんでるようになったらいいのにと切に思う。 さて、昨日は会社の近くにある市立中央図書館にでかけて 仕事関係の資料を探していたところ、 面白そうな朗読テープがあるのでついでに借りてきていたのを 通勤及び帰りの車で聞いていた。 ゴーギャンの「ノアノア」を草野大悟が朗読している。 草野大悟の声はすばらしい。 以前から好きな声だと思っていたが、 あらためてその声にききほれてしまった。 すでに10年以上前に亡くなってしまった草野大悟。 その独特の風貌も懐かしく思い出される。 (そういえばウルトラマンとかにも出演していたと思う) こんなすばらしい声でこんな朗読を残していたのだなと感慨を覚える。 しばらく模倣衝動を起こしてその声をまねて暮らしてみようとか思ったりする。 ゴーギャンの「ノアノア」は今回はじめてその内容にふれ興味を覚え、 早速文庫(ちくま文庫)を買ってきて読んでいる。 そういえば、ゴーギャンのことをあまり知らなかったりする。 いいきっかけだ。 |
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