風日誌


岡山と広島、大手まんぢゅう


2004.04.10

 

風日誌 2004.04.10●岡山と広島、大手まんぢゅう
 
 
風日誌2004.04.10
 
岡山にやってきて10日と少し。
ようやく段ボールの山があらかた片づいてきたものの、
ちゃんと居心地のいい空間をつくるには
まだまだ時間がかかりそうである。
本の山も今はとりあずツンドク状態なので、
できるだけはやく整理する必要があるし。
 
それはともかく、広島から岡山にやってきて
日々とても面白く感じるのは、その気質の違いである。
広島はとてもスポーティな感じで
接客などでもすばやくしかも笑顔がふりまかれることが多いが、
岡山ではとても物静かというか無表情で
動作も多くの場合とてもゆっくりとしている。
広島が多血質的なのに対して、
岡山は粘液質的だといえるだろうか。
 
それから広島という街は岡山よりは少し人口も多いせいか
書店などでも新刊が発売日には店頭にあることが多いが
岡山では数日間ずつ遅れて入荷する傾向にあるようだ。
書店の人にきいても、それをとくに何とも思っていないようである。
情報そのものの動くスピードが粘液質だともいえるような気がしている。
しかしそのぶん、空気や風やそんなさまざまを
とてもしっとりと感じとることができるように思う。
もちろん広島にくらべてとても空気がいいというのもあると思う。
今から思い返しても広島の空気はかなり排気ガスっぽかった。
 
岡山に来て仕事の環境もずいぶん変わって、
毎日たくさんの人に会っている。
それで日々かなり慌ただしく過ごしているけれど、
一人ひとりの人がわりとゆっくりとしているので
実際に感じられるイメージとしては
とても時間がゆっくりと流れているように感じられる。
 
ところで岡山を代表するお菓子といえば
「大手まんぢゅう」というのがあるが、
ちょうどその広告プランを担当することになり、
その工場を訪ねたところ、
ぼくの住んでいるところにとても近いことがわかる。
社長さん曰く、水が良いのでここに工場があるとのこと。
ちょっと田舎の風情のあるところだけれど
そういう場所を住処に選んで良かった。
できたてのまだあたたかい大手まんぢゅうを
お茶といっしょにおいしくいただいた。
社長さんの人柄にもとても親しみを憶えた。
 
まだなかなか落ち着かず
ちゃんと腰を落ち着けて仕事に取り組むまでにはいたらないが、
この大手まんぢゅうの広告には
ちょっとばかり力をいれてみることにしたいと思っている。
 
メーリングリスト関連は、なんせ日々仕事も山積し、
まだまだ正常化しないものの
やっと家での生活環境も落ち着いてきたので
ご紹介したい本やCDやそのほかのさまざまについても
少なくともこの一ヶ月くらいのものにしれもたくさんあるので
少しずつでも書いていくようにしたいなと思っているところである。
 

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