風日誌


フレッツADSL・桜の吉備津神社
・シュタイナー新刊


2004.04.04

 

岡山に来てから明日で一週間になる。
まだまだ片づかないままではあるけれど
ようやく少し落ち着いてきたところ。
 
ネット環境でいえば、電話の移転に伴って
NTTがADSLを勧めてきたので
フレッツを契約することにしたものが
ようやく昨日稼働するようになった。
 
もう少し早めに稼働するはずが
ルータの設定に関する説明がNTTからまるでなく、
(yuccaとぼくとで2台のパソコンにつなぐため
ルータの契約が必要になった)
「カンタン接続ツールですぐ設定できる」という
担当者の説明を信じたのが間違いだった。
送りつけられてきたルータのわかりにくい説明書を読んだところ
カンタン接続ツールはまったく機能しいのがわかった。
フレッツADSLを勧めた担当者は
3月末までの契約がほしいだけだったか
ルータについての設定云々を
まるで知らなかったかのどちらかなのだろう。
 
先週赴任先でも新たに購入したパソコンを
ちゃんと機能させるための設定や
各種ソフトのインストールなど
先週からパソコンと格闘することばかり多く
肝心の中身のほうがまるでからっぽのままになっている。
明日から仕事での企画書づくりに精を出さなければならない。
 
ところで、今日は岡山に来たということで
総社の吉備津神社に挨拶にでかけることにした。
少し小雨もちらついていたものの
桜のなかの吉備津神社はとても美しかった。
とても精妙に感じられる気のなかで
目を閉じて場を感じてみようとしたら
なぜかこみあげるものがあった。
 
岡山に来て以来
広島との違いを感じることが多い。
岡山の人たちと広島の人たちとの気質の違いも明らかにある。
以前読んだ武光誠『県民性の日本地図』(文春新書)の
岡山と広島のところを読み直してみて少し合点がいく。
 
さて、引越などで右往左往しているうちに
シュタイナー関係の新刊がでていたのでご紹介しておきたい。
 
●シュタイナー『哲学の謎』
 (山田明紀訳/水声社/2004.3.31発行)
●シュタイナー『自然と人間の生活』
 (西川隆範訳/風濤社/2004.3.31発行)
●西川隆範『ゴルゴタの秘儀/シュタイナーのキリスト論』
 (アルテ/2004.3.24発行)
 
山田明紀さん訳のシュタイナー『哲学の謎』は
数年前に訳されていて本になるのが待たれていたもの。
(>山田明紀さん
 ようやく刊行されましたね。「訳者あとがき」にある
 「唯物論からと同じくらいいわゆる神秘主義からも遠い」という言葉、
 とても的確だと思います(^^))
 
シュタイナー『自然と人間の生活』はいつもながら
いろんな講義からのものを集めたもの。
今回の内容は、地震、火山、石の色、地球の形と人体など
とりわけ興味深いテーマがたくさん盛り込まれている。
 
西川隆範氏によるシュタイナーのキリスト論『ゴルゴタの秘儀』は
こういうレジュメ的なものの功罪は別としても
やはりシュタイナーのキリスト論についてのまとまった紹介が
ようやくなされようとしているのはうれしい。
 
これらの新刊については落ち着いてからあらためて。
 

 ■「風日誌」メニューに戻る
 ■「風遊戯」メニューに戻る
 ■神秘学遊戯団ホームページに戻る