今日（2004.01.24）の朝日新聞
別刷り特集「be on Saturday」に
西宮の甲陽園にある洋菓子店「ツマガリ」と
その社長、津曲孝さんがとりあげられていて
少しうれしくなったのでメモしておくことにしたい。
　
ツマガリ近くに義弟がその近くに住んでいて
ぼくの誕生日には必ずといっていいほど
そこのバターロールケーキを送ってくれている。
義弟のところに出かけたとき
その小さなお店に実際に立ち寄ったこともあるが
そのお菓子はほんとうにシンプルに美味しい。
　
ぼくはよく知らなかったのだけれど
その特集記事を読むと
そのツマガリ、とても有名なお店らしい。
すごく流行っているのに店はふやさない。
支店は大阪と神戸の百貨店に３軒だけあるが
生のケーキは本店でしか売らないという。
クッキーなどの注文は全国から日に300件という数。
インテリアは17年間照明ひとつ変えず、
菓子の値段も17年間ほとんど同じ。
店にかけるお金は菓子につぎこむ。
インタビューも載っていて共感するところが多い。
「ケチケチしたらあかんな」というところとか。
　
シュタイナーもそういえば秘密だとかいって
まったくケチケチしないでよくあれだけの質と量を
私たちに残してくれたものだ。
トポスでもケチケチはしていないつもりだけれど
質も量もたいしたことはないので
できればツマガリがシュークリームの味を
ずっと改良しつづけているように
こんな小さなことからでもなにかできればいいなと思う。