風日誌


志津木鉱山跡・アタカマ鉱

David Sylvian“Some Kind Of Fool”


2003.09.22

 

昨日、我ら鉱物遊戯探検隊は
萩市の青長谷にある志津木鉱山跡に緑色のアタカマ鉱、
そこから少し東にある阿武町木与の坑道跡に鉄天藍石を
見つけるべく冒険の旅に出た。
yuccaの事前調査で目的はかなり絞り込まれている。
 
志津木鉱山跡は海岸から岩場を歩いていったところにある。
青い空にもかかわらず、台風の影響で強風が吹き付けるなか
目的の地点まで行き着けるかどうか危ぶみながらも、
アカタマ鉱が岩壁全体にびっしりと付着しているところまで到達。
しかもその付近で晶洞に小さな水晶がびっしりついている石も発見。
かなりハードではあったが大満足で次の目的地点へ。
 
阿武町木与の坑道跡は少し場所がわかりにくかったが、
なんとか坑道へと登っていく山道を見つけることができ、
途中から沢沿いに半ば崩れかけた道なき道を登り
夥しい蜘蛛の巣や茨の試練に合いながらも、
目的の鉄天藍石?のようなものかそれに近いものを発見。
しかしその時点で時間は夕方の5時半。
しかも森の中でかなり薄暗い。
再度チャレンジすることを誓いながら
再び道なき道を降りていった。
 
広島への帰路では中国山地の最も深いあたりの
真っ暗闇のなかで満天の星を堪能。
白鳥座の十字が天空に舞い
その周囲を雄大なまでに銀河が流れていた。
 
山口〜島根には今回でかけたような鉱山跡が
まだまだあるらしい。
我ら鉱物遊戯探検隊の鉱山跡探査はまだまだ始まったばかりなのだ!
 
さて、今日はデヴィッド・シルヴィアンの
“Some Kind Of Fool”でもきいてみようか。
 
Foolっていう言葉は自分がきわめてFoolなせいかけっこう好きで
この“Some Kind Of Fool”も自分のFoolを戯画化するのにいい。
我ら鉱物遊戯探検隊なども、けっこうなFoolだし(^^;)。
この曲は、デヴィッド・シルヴィアンのベストアルバム
“EVERYTHING AND NOTHING”にも収められている。
 
ところで、デヴィッド・シルヴィアンの新譜が
なんと5月頃にでていたのを今日知った。
たまにCDショップにでかけたときには
だいたいデヴィッド・シルヴィアン関連がでていないか
見ていたのだけど気づかなかったのは、
このアルバムがインディーズレーベルで
まったく入荷していなかったかららしい。
amzon.comとかを使えば購入できるが、さらに調べてみると
ほとんど同じ値段で来月の10月22日に日本盤がでるらしい。
輸入盤よりむしろ安い価格のようだし
ボーナストラックとかもついているかもしれないから
どうしようか迷っているところ。
 
 

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