今日も夏らしい猛暑になった。 原爆の日にふさわしい天気かもしれない。 秋葉市長の平和宣言をラジオでききながら出勤。 熱のこもった宣言に目頭が熱くなる。 イラク戦争などをふまえ、かなり過激な印象を受けるが、 たとえばブッシュ大統領に広島に来てもらうよう 働きかけるとかいうのはとても納得のいく内容である。 本来ならば小泉首相がブッシュ大統領に要請すべきことなのだが。 原爆の日といっても平日なので街も仕事も平常のように流れている。 そのためもあり平和大通りとその周辺はかなり渋滞している。 午前中の仕事をなんとか終えた昼休み、 近くのタワーレコードに今日発売の大村憲司のCDを見にいったところ、 事前にはまったく知らなかったのだが 沢知恵のインストアライブ「一期一会」があった。 この日に合わせたライブで、朝は平和記念式にも出席したということ。 ライブの最後には美空ひばりの歌で知られている「一本の鉛筆」を熱唱。 感動的なライブだった。 声がとても熱くしなやかに、「来る」のだ。 思わずここでも目頭が熱くなり、秋葉市長の平和宣言を思い出す。 メッセージソングを歌いたくはないけれど、イラク戦争にはキレたので、 マキシシングルに「死んだ男の残したものは」(谷川俊太郎+武満徹)を 出したのだそうだが、今日のライブでも歌っていた。 「死んだ男の残したものは」は、石川セリのアルバムのもいいが、 今日きいたのもとても熱がこもっていていい。 昨年発売されたライブセレクションアルバム「一期一会」での メッセージの日付が2002年8月6日となっているので、 2003年の8月6日にはその「一期一会」のインストアライブは 広島でということにしたかったのかもしれない。 沢知恵のCDは以前「いいうたいろいろ」をきいたことがあったが やはりライブできくとCDではきけない部分がたくさんきこえてくる。 せっかくなのでライブでの曲も収められた「一期一会」を買って サインをしてもらった(^^)。 「平和」という言葉と今日の日付200.8.6が書かれていた。 そういえば、CDにサインをもらうのはこれで3回目だけど、 これまでの2回は、自分ではコンサートに間に合わず 終わったあとでロビーでCDを買って書いてもらったものだった。 (つのだたかし+波多野睦美、バルエコ) 暑い暑い一日だったが、 胸もとても熱くなった一日だった。
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