風のメモランダム

『遣唐使と唐の美術』展/伊勢参り/黄鉄鋼


2005.10.20.Tue.

■『ぼのぼの』27巻め

『ぼのぼの』の27巻めがでていた。
こうなったら腐れ縁でずっと読んでいこうと思う。
年をとるということはそういうことでもある。
BCJのバッハ・カンタータシリーズも今28巻め。
そういえば、巻数では競っている。
カンタータシリーズは全200曲なので
50巻は超えるだろうから、
『ぼのぼの』も50巻くらいはいくだろうと
勝手に思っていたりもする。

■CoyoteNo.8

CoyoteNo.8の特集は沢木耕太郎の『深夜特急』。
旅がはじまる時。
ぼくはそんなに旅をするほうではないけれど、
それはたぶん、物理的に動かなくても
自分のなかでけっこう激しく動いているからかもしれない。
だから、ごくたまに旅にでても、あまり変わったこともなかったりする。
かなり以前バリにでかけたこともあったが、
なんだか日常とそんなに変わった印象もなかった。
で、山のほうの田舎で風にふかれていたりした。

■伊勢参り

旅はそんなにしないが、
先日、生まれてはじめて伊勢神宮に出かけた。
外宮と内宮。
ついでに猿太彦神社。

やはり、なんだかんだいっても
伊勢神宮はすごい。
というか、気の清々しさがちょっと別格だという気がした。
で、外宮に「風宮」、内宮に「風日祈宮」というのがあったので、
勝手にぼくのお宮にすることにした。

■奈良国立博物館『遣唐使と唐の美術』展

で、なぜ伊勢神宮にでかけることになったかというと
主な目的は奈良国立博物館で開催されていた
『遣唐使と唐の美術』展なのだった。
例の「井真成」の墓誌などが展示されている。
やはりあの唐という時代には、特別なものを感じてしまう。

■黄鉄鉱

でもって、奈良から伊勢に向かう途中の山で
黄鉄鉱がみつかるというので、
ちょいと山にのぼっていくことにした。
とはいうものの、思ったほど生やさしい場所でもなく、
それでも、なんとか黄鉄鉱の結晶を見つけることができた。

黄鉄鉱の結晶は、白い粘土層のなかに入っているというので、
その粘土を持ち帰ってパンニングしてみると
(皿にその粘土を入れたものを水でさらして拾い出す作業)
そのなかからでるわでるわ、
その後毎日その結晶をひろいだして喜んでいたりする。

 

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