■和楽十月号「野村萬斎」

今回の和楽の特集は、「野村萬斎」。
今年にはいっていちばんはじめに集中的に見ていったのが狂言。
とくに萬斎の著書などはくまなく読み、ＤＶＤなども渉猟。
ハムレットやオイディプス王など、演劇での活躍も。
先月は、薪能での狂言を楽しむこともできた。
そして、とても充実した特集の和楽十月号である。

そういえば、和楽という雑誌、はじめて購入する。
毎月購入してもいい内容なのだが、これがいいきっかけに。
見てみると、来月の特集はなんと北斎。
今から楽しみである。

■intoxicate VOL.57 2005.AUGUST-SEPTEMBER

タワーレコードで隔月で手に入る
クラシック、ジャズ等などの情報満載の無料配布冊子、
遅まきながら入手。
広島にいるときには職場の比較的に近くにタワーレコードがあったので
発売日になると楽しみにでかけていったものだが、
最近はどうもわざわざ行かないといけない位置関係になったので、
以前ほどはオンタイムで見ることもすくなくなった。
とはいえ、田舎にいる者にとっての情報源として重宝する。

今回今のところ参考になった情報は、たとえば以下のようなもの。
・鈴木大介「カタロニア賛歌」
・古澤巌＋高橋悠治／ブラームス：ヴァイオリン・ソナタ全集
・フォンテック／日本人作曲家名盤１６タイトル完全限定復刻
・菊地雅章＝グレッグ・オズビー：ＫＯ　Ｐｒｏｊｅｃｔ
・ソニー・ロリンズ：ウィザウト・ア・ソング
・レオン・ラッセル／アル・クーパー「LOCK LEGENDS」シリーズで来日
・ＣＤ『ブギの女王・笠置シズ子』
・神田山陽『鼠小僧とサンタクロース』
・俵光太郎コラム／藤原由紀乃
・明治大正はやりうた・うめ吉「オーマガトキ」
・松谷卓〜映像音楽集

■パズル・コレクション／立体パズルと思考ゲーム

今や、付録付き隔週刊シリーズもさまざまなものがでているが、今回は
隔週刊で、天然木の実物付録付きの「パズル・コレクション」刊行開始。
第１号は「ハノイの塔」、第２号は「悪魔の星」が付録。
ずっと買い続けるかどうかはわからないが、
ミーハーのぼくは、ついつい付録につられて買ってしまう。

そんなにパズルなどが好きなほうでは決してないのだけれど、
ときに、雑念・想念があまりに散らかってどうにもならないときなど、
集中するのにもってこいなのが、こうしたパズルの類である。
そういえば、中学から高校の頃は、数学がいちばん好きだったので、
ブルーバックスなどを買い込んでパズルや論理思考などで
ひとときの鬱ばらしを試みたものである。

今回はそのころの郷愁でついつい、という感じだが、
天然木のパズルというのは、机に転がしておいただけでも
なかなかなごむものなので、しばらくつきあってみることにしようと思っている。