2013.3.30のmemo

☆ベニシジミとツバメシジミ

子どもの頃は、毎日のように見かけていたベニシジミ。あらためて見ると、翅裏の、小さな黒い斑紋の散った朱色とベージュの配合などほんとにきれい。ツバメシジミというのも、ごく普通にいる種類とのことだけれど、今まで名前もちゃんと知らなかった。名前に「ツバメ」とつくのは、翅にごく小さなしっぽのような突起(尾状突起)があるから。♂の翅表面は、かすかにグレーがかった薄い青紫、♀は黒褐色。ひらひら舞う藤の花のように飛ぶのをカメラで追いかけても、なかなか留まってくれず、やっと追いついても翅を閉じたままだったり。なんとかKAZEさん、ブルーの♂を撮影。シジミチョウ類は小さくて顔も可愛く、見るからに妖精のイメージのものが多いようです。(撮影:4枚目KAZE)

ベニシジミ(紅小灰蝶) Lycaena phlaeas 英 Small Copper 独 Kleiner Feuerfalter ヒメジョオンの花で。6月頃。英名:小さな銅(あかがね色?)、独名:小さな火蝶、いずれも小さな火の妖精を思わせるような。

ツバメシジミ(燕小灰蝶) Everes argiades 英 Short-tailed Blue 独 Kurzschwaenziger Blaeuling 花をいっぱいつけた萩の繁みを飛び回ってました。英名、独名とも、小さなしっぽの青、と文字通り^^
(写真4枚)