指揮者
《セミヨン・ビシュコフ(Semyon Bychkov》

2015.7.8


1952年11月30日、レニングラード生まれのロシアの指揮者。妻はピアニストのマリエル・ラベック。弟は同じく指揮者のヤコフ・クライツベルク。グリンカ児童合唱教室に10年にわたって在籍したのち、レニングラード音楽院においてイリヤ・ムーシンに師事。1973年にラフマニノフ指揮者コンクールの覇者となる。1980年にグランド・ラピッズ交響楽団(ミシガン州)の音楽監督に就任するため渡米(1983年に米国市民権を取得、実質上の政治亡命)。1989年から1998年までパリ管弦楽団の音楽監督に就任。その後ケルンに移り、ハンス・フォンクの後任としてケルン放送交響楽団の指揮者に就任。ロシア音楽だけでなく、ドイツ音楽やフランス近代音楽のいずれも得意としている。

◎シェーンベルク「清められた夜(Verklärte Nacht )」
Berliner Philharmoniker
Semyon Bychkov, conductor
Recorded at the Berlin Philharmonie, 10 October 2009.
The Berliner Philharmoniker's Digital Concert Hall
https://www.youtube.com/watch?v=67UwwIer04U