1894年8月28日、オーストリア、グラーツ生まれ（- 1981年8月14日）の指揮者。
グラーツ大学で法律を学び、法学博士に。ブラームスの親友であったオイゼビウス・マンディチェフスキ（ウィーン楽友協会司書でブラームス全集の編者）の個人教授で音楽を学ぶ。1917年 - グラーツ市立歌劇場でデビュー。1927年 - ダルムシュタット市立歌劇場音楽監督に就任（1931年まで）。1931年、ハンブルク国立歌劇場音楽監督（1934年まで）、1934年、ドレスデン国立歌劇場総監督に就任。1943年 - ウィーン国立歌劇場総監督に就任。シュヴァルツコップなど才能ある歌手を次々と見いだして伝説的なベーム・アンサンブルを作り上げた。1954年、 2度目のウィーン国立歌劇場総監督に就任。1962年 - バイロイト音楽祭に初登場、『トリスタンとイゾルデ』を指揮。

◎モーツアルト「レクイエム」より「Lacrimosa」
　（Requiem Mass in D minor K.626）
Wiener Symphoniker
conducted by Karl Böhm
https://www.youtube.com/watch?v=G-kJVmEWWV8