指揮者
《ブルーノ・ワルター(Bruno Walter)》

2015.5.7

1876年9月15日、ドイツ・ベルリン生まれの指揮者・ピアニスト・作曲家(-1962年2月17日)。
20世紀を代表する偉大な指揮者の1人。モーツァルトやマーラーを得意とした。かつての「三大巨匠」といえば、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、アルトゥーロ・トスカニーニとブルーノ・ワルター。
ベルリンのシュテルン音楽院を卒業後、ピアニストとしてデビューしたが、ハンス・フォン・ビューローの実演を目の当たりにして指揮者になることを決意。1894年にケルン市立歌劇場でデビュー。1896年にはハンブルク歌劇場へ移り、そこでグスタフ・マーラーに認められ、マーラーの部下、弟子、そして親友として交流を深める。以後ウィーン宮廷歌劇場(ウィーン国立歌劇場)楽長、ミュンヘン宮廷歌劇場(バイエルン国立歌劇場)音楽監督、ベルリン市立歌劇場(ベルリン・ドイツ・オペラ)音楽監督、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団楽長などを歴任。ヨーロッパの一流オーケストラやザルツブルク音楽祭さらにはアメリカのオーケストラにも度々招かれる人気指揮者として活躍した。

◎グスタフ・マーラー「交響曲第1番 ("Titan"),」より
 *Columbia Symphony Orchestra
 *Recorded: 1961
 * Illustrations of Mahler conducting by Otto Böhler (1847-1913)
https://www.youtube.com/watch?v=C-TY27mtQWQ

続いて、同じくマーラーの第5番の有名なアダージョをウィーンフィルで。

◎マーラーの「Symphony No. 5, in C Sharp Minor: IV. Adagietto」
*Wiener Philharmoniker
https://www.youtube.com/watch?v=-Flxoq67BsE