ヴァイオリン奏者
《ラインホルト・バルヒェット(Reinhold Barchet)》

2015.4.27

1920年3月8日、ドイツのシュトゥットガルトの生まれ( - 1962年7月5日)のドイツのヴァイオリニスト。
ヴュルツブルクの音楽院で学び、1943年にリンツ・ブルックナー管弦楽団に入団。第二次世界大戦終結後は地元に戻り、カール・ミュンヒンガーが主宰するシュトゥットガルト室内管弦楽団のコンサートマスターに1952年まで就任。1952年からは、ウィル・ベー、ヘルマン・ヒルシュフェルダー、ヘルムート・ライマンらシュトゥットガルト室内管弦楽団の団員たちとバルヒェット四重奏団を結成。1955年には、フリードリヒ・ティーレガントの率いるプフォルツハイムの南西ドイツ室内管弦楽団のコンサート・マスター。ダルムシュタット音楽院の教授にも就任。
「堅固な造形感覚にもとづいて作品の構成を明確に再現し、そのうえで豊かな感情を演奏に反映させたが、構成は常に厳格で、同時に端正であった」と評されている。

◎ナルディーニ (arr. Pente)「ヴァイオリン協奏曲ホ短調(Violin concerto in E minor)」
*贋作ともいわれている。エミリオ・ペンテという編曲者の名前が併記してあって、ナルディーニの原曲を、彼が編んだか、再構成したのかナルディーニの名を騙った創作か・・・。
Friedrich Tilegan指揮・the Sudwestdeutsche Kammerochester

https://www.youtube.com/watch?v=ZCGTzis9dBg