ヴァイオリン奏者
《アドルフ・ブッシュ(Adolf Busch)》

2015.4.15

1891年8月8日、ドイツ、ジーゲン生まれ(- 1952年6月9日)のドイツのヴァイオリン奏者。指揮者のフリッツ・ブッシュは兄。また、1919年に結成されたブッシュ弦楽四重奏団、及びルドルフ・ゼルキンも参加したピアノ三重奏団で共に演奏したチェロ奏者のヘルマン・ブッシュは弟。
11歳の時、ケルン音楽院に入学し、ヘス、エルデリングに師事。1912年、ブラームスのヴァイオリン協奏曲でソリストとしてデビュー、21歳でウィーン楽友協会管弦楽団の首席に。1917年、26歳でベルリン高等音楽院の主任教授に就任。1919年、ブッシュ弦楽四重奏団を結成。1922年、ルドルフ・ゼルキンと知り合うが、1935年、ナチスに追放されたルドルフ・ゼルキンを追ってスイスに亡命し、1939年、家族とブッシュ弦楽四重奏団のメンバーとともにアメリカに渡る。

◎J.S.バッハの「sonata n°5 in F minor for violin and piano」
 Piano: Rudolf Serkin
 Recorded on 2 March 1939 in concert, Library of Congress, Washington.

https://www.youtube.com/watch?v=-Aq-1QBKxrM