ヴァイオリン奏者
《ヴァーシャ・プルジーホダ(Váša Příhoda)》

2015.4.12

1900年8月24日、チェコの南ボヘミア州ヴォドニャニ生まれ(-1960年7月27日:ウィーン)のヴァイオリニスト。
プラハ音楽院へ入学の後、1913年にプラハでデビュー。第一次世界大戦後の1919年から本格的に演奏活動をするが、評判は思わしくなく、生活費をのためにミラノのカフェでヴァイオリン弾きのアルバイトをする。あるカフェでミニリサイタルを開いたとき、カフェの客だったアルトゥーロ・トスカニーニに「現代のパガニーニだ!」と激賞され、一躍国際的に知られるようになる。その後、主にドイツ語圏を中心に活動し、1940年代からザルツブルクやウィーンなどで後進の指導をする。第二次世界大戦後は再びイタリアを活動の中心とするが往年の勢いはなく、1960年7月27日に心臓病のためウィーンで亡くなった。

◎リヒャルト・シュトラウスの「 Rosenkavalier-Walzer」(arr.V.Prihoda)
https://www.youtube.com/watch?v=zgaEGeeCVYU