ヴァイオリン奏者
《ルノー・カピュソン(Renaud Capuçon)》

2015.3.31

1976年、フランスのシャンベリ生まれ。14歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ジェラール・プーレ、ヴェーダ・レイノルズに師事。1992年に室内楽の、1993年にヴァイオリンのプルミエ・プリを獲得。その後ベルリンでトマス・ブランディスに、続いてアイザック・スターン、シュロモ・ミンツに師事。1998年から2000年まで、クラウディオ・アッバードの指名によってマーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサートマスターを務め、その間、ピエール・ブーレーズ等の指揮者の元で研鑽を積む。
2002年11月にベルナルト・ハイティンクの指揮でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に、2004年7月にクリストフ・フォン・ドホナーニの指揮でボストン交響楽団にデビュー。クリストフ・エッシェンバッハ指揮のパリ管弦楽団とともに、2004年11月に中国、2005年2月にドイツ・ツアーを行った。これまでにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を始めとする世界の主要オーケストラに客演している。

◎ベートーヴェン「Romance for Violin and Orchestra No. 2 in F major, Op. 50」
Renaud Capuçon, violin
Leipzig Gewandhaus Orchestra, conducted by Kurt Masur
https://www.youtube.com/watch?v=YsSI1V713jk