ヴァイオリン奏者
《ダヴィド・グリマル(David Grimal)》

2015.3.21

1973年生まれのフランスのヴァイオリニスト。ソリストとして活動するほか、自ら結成した室内アンサンブル、レ・ディソナンスとも活動している。
エジプト学者であった父親の仕事のため、幼少期をエジプトで過ごし、5歳の時にケールでヴァイオリンを習い始める。11歳で楽譜の読み方を学び、フランスに戻ったのち、パリ政治学院とパリ国立高等音楽院に入学するが、前者を1年で中退、後者でレジス・パスキエに学ぶ。ヒルシュホーンに大きな影響を受け、ヴァイオリニストになることを決意する。パリ音楽院でヴァイオリンと室内楽のプルミエ・プリを得て卒業。以後、指揮のエマニュエル・クリヴィヌ、クリストフ・エッシェンバッハ、ピアノのボリス・ベレゾフスキー、ヴァレリー・アファナシェフ、ジョルジュ・プリュデルマシェール、チェロのグザヴィエ・フィリップ、マルク・コペイ、トゥルルス・モルク、ヴィオラのジェラール・コセ、ユーリ・バシュメット、フルートのジェームズ・ゴールウェイらと共演を重ねている。

◎モーツアルトの「Violin Concerto No.5, K. 219」

https://www.youtube.com/watch?v=mgH9qQsHLOc