ヴァイオリン奏者
《ジョコンダ・デ・ヴィート(Gioconda de Vito)》

2015.3.5

1907年6月22日、南イタリアのマルティーナ・フランカ生まれ(- 1994年10月14日)のヴァイオリニスト。
1921年に16歳でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾いてデビューしたが、演奏活動を本格化せず、パリ音楽院に留学。1932年にウィーン国際ヴァイオリン・コンクールで優勝したが(25歳)、その後も余り演奏会には出演しなかった。1934年サンタ・チェチーリア国立アカデミアのヴァイオリン科教授に就任して後進の指導に当たり、1942年に35歳でブラームスのヴァイオリン協奏曲でローマにデビュー。1944年37歳にしてサンタ・チェチーリア国立アカデミアのヴァイオリン科終身教授に。1962年4月に突然楽界から引退し、その後は二度と楽器を手にしなかった。

◎ブラームス「ヴァイオリン・ソナタ 第1番」Op.78
1.Vivace ma non troppo
Vn:Gioconda de Vito
Pf:Edwin Fischer
https://www.youtube.com/watch?v=BctCfAyMD-E