1903年12月31日、ウクライナ・オデッサ出身のユダヤ系ヴァイオリニスト（- 1992年12月21日、ロンドン）。
20世紀の傑出したヴァイオリニストのひとり。ロマン派の作品のほか、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品の解釈で知られた。多くの協奏曲のためにカデンツァを作曲しただけでなく、ヴァイオリンのために多くの編曲を手掛けている（中でもショパンの夜想曲の編曲は有名）。オリジナル作品では、パガニーニの主題による無伴奏ヴァイオリン作品≪パガニーニアーナ≫が注目を浴びつつある。1975年にはグラミー賞を受賞、1968年にはレジオン・ドヌール勲章を受章。

◎ナタン・ミルシテインの作品「パガニーニアーナ（Paganiniana）」
https://www.youtube.com/watch?v=KQjzKVkFqag