1880年9月27日、フランス出身のヴァイオリニスト（- 1953年9月1日）。
フランコ＝ベルギー派の代表格として知られ、フリッツ・クライスラーと並び称された。
1896年にパリ音楽院を首席で卒業。生活費のためにパリのカフェでヴァイオリンを弾いていたところを指揮者エドゥアール・コロンヌの目にとまり、コロンヌ管弦楽団に。以後、独奏者として名声を高める。1905年にはアルフレッド・コルトー、パブロ・カザルスとともに三重奏団を結成（カザルス三重奏団）。1943年にはマルグリット・ロンと共同で音楽コンクールを開催、以後ロン＝ティボー国際コンクールとして若手音楽家の登竜門となる。

◎Jacques Thibaud plays Granados: Spanish Dance No. 4 (part)
filmed in Paris, 1937.
https://www.youtube.com/watch?v=6LNjbdKGHi4