ジャズ・サックス奏者
《コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins)》

2014.10.22

1904年11月21日、アメリカ合衆国ミズーリ州セントジョゼフ生まれの
ジャズ・サックス奏者(-1969年5月19日)。「ジャズ・サックスの父」。
スウィング・ジャズ世代のミュージシャンとしては珍しく、第二次世界大戦後はビバップの分野で活躍。
多くの後進ミュージシャンに影響を与えた存在。
あらためてプロフィールを見てみると、ほんとうに幅広く活躍し続けたことに驚いてしまう。
セロニアス・モンクやマックス・ローチ等の若手も育てていたり。
今日は、すでに、チャーリー・パーカーのご紹介のときに、
コールマン・ホーキンスとのインプロヴィゼーション(1950年)をご紹介しているので、
それとは違った、ときびりノリのいいライヴ録音の名盤からの名演奏を。

◎「ジェリコの戦い(Joshua Fit The Battle Of Jericho)」
1962年NYヴィレッジ・ゲイトでのライヴ録音。「HAWKINS! ALIVE!」の2曲目に収められている。
「ジェリコの戦い」は、旧約聖書に登場する、
古代イスラエルのモーセの後継者ヨシュアによるカナン人の都市 ジェリコの攻略を歌った黒人霊歌。
本作の元になったのは「ヨシュア記第6章」
(「七人の祭司たちは、雄羊の角のラッパ七本を携えて、主の箱に先立ち、絶えず、ラッパを吹き鳴らして進み、
武装した者はこれに先立って行き、しんがりは主の箱に従った。ラッパは絶え間なく鳴り響いた。」)

コールマン・ホーキンス(ts)
トミー・フラナガン(p)
メイジャー・ホリー(b)
エディ・ロック(ds)。

https://www.youtube.com/watch?v=Ylf7s2_tOxo