ヴィオラ奏者
《ジェラール・コセ(Gerard Causse)》

2014.8.29

20世紀の偉大なヴィオラ奏者、ウィリアム・プリムローズ以来、ヴィオラに自由を取り戻し、
独奏楽器として位置づけることに貢献したヴィオラ奏者。
1948年トゥールーズに生まれ、パリ音楽院に学ぶ。
1962年ヴィア・ノヴァ弦楽四重奏団の創設メンバーに加わるが、
その後フリーとなり、ソロ、室内楽に活躍している。
1976年にはブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランの創設メンバーに加わり、3年半活動。
デュティーユの弦楽四重奏曲《夜はかくのごとく》をはじめ、
現代をリードする作曲家たちを支え力付けてヴィオラのためのレパートリー拡充に努めた。

それでは、ニーノ・ロータの「ヴィオラとピアノのためのインテルメッツォ」。
ニーノ・ロータ(Nino Rota、1911年12月3日 - 1979年4月10日)は、
映画音楽(「ロミオとジュリエット:「ゴッドファーザー」など)でも有名なイタリアの作曲家。
Piano -- Alena Chernushenko.
Viola -- Gerard Causse.
https://www.youtube.com/watch?v=0w0EcOYzYpo

1曲目では本人の映像がないので、続いて、本人の語りも見られる演奏映像のある映像から。
フランス語ですが、演奏しながらバッハの音楽について語っています。
J.S Bachの「6 Suites alto (Transcription)」。
https://www.youtube.com/watch?v=NUL-A6cobN0