ヴィオラ奏者
《マチュー・ヘルツォク(Mathieu Herzog)》

2014.8.26

今日は、とても気に入っている「エベーヌ弦楽四重奏団」の紹介です。
今年リリースされたアルバム「BRAZIL」の中にも収められているスティングの「フラジャイル」を
歌姫ステイシー・ケントと演奏しているものも2曲目にご紹介しています。

マチュー・ヘルツォクは、“ジャズ・バンドへ自在に変容することができる
弦楽四重奏団”(ニューヨーク・タイムズ紙)エベーヌ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者。
エベーヌ弦楽四重奏団は、パリでイザイ弦楽四重奏団等にで学び研鑽を積み、
2004年、権威あるARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝(合わせて5つの特別賞を受賞)に続き、
2005年にはフォルベルグ・シュナイダー財団よりベルモント賞を贈られた。
同財団の援助により、個人所有の貴重なイタリア製の楽器がメンバーに貸与されている
。2006年には、英BBCの「新世代アーティスト」に選ばれ注目を集め、
2007年にはボルレッティ・ブイトーニ・トラスト・アワードを受賞。
2009年にはヴァージン・クラシックス・レーベルと契約。
ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ作品によるCDは、ECHO-KLASSIK「最優秀室内楽レコード賞」、
ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジック「ショック賞」、グラモフォン誌「年間最優秀レコード賞」等々、数々の賞を受賞した。
続いてピアニスト山本亜希子とのブラームス作品によるCDをリリース。
2010年秋にはジャズとポピュラーによるCD「フィクション」(ECHO賞受賞)をリリース。2014年には「BRAZIL」をリリース。

それでは、ベートーヴェンの「String Quartet No. 7 in F major,op.59 No.1」。
the 2010 Verbier Festival/30 July 2010
演奏:エベーヌ弦楽四重奏団(Quatuor Ebène)
ピエール・コロンブ(ヴァイオリン)Pierre Colombet , violin
ガブリエル・ル・マガデュール(ヴァイオリン)Gabriel Le Magadure , violin
マチュー・ヘルツォク(ヴィオラ)Mathieu Herzog , viola
ラファエル・メルラン(チェロ)Raphael Merlin, cello

https://www.youtube.com/watch?v=Vk29MPzKziA

Quatuor EbèneのFacebook:
https://www.facebook.com/QuatuorEbene
Quatuor Ebèneの公式サイト
http://www.warnerclassics.com/quatuor-ebene

続いて、スティングの「'Fragile」。
最初にコメントしたように、アルバム「BRAZIL」に収められている曲です。
Quatuor Ebène & Stacey Kent(ステイシー・ケント)。

ステイシー・ケントは、1997年レコード・デビュー。英ロンドンを拠点に活躍しながらも、2007年ブルーノート・レコードと契約し、移籍第1弾アルバム『市街電車で朝食を/Breakfast on the morning tram』はグラミー賞にノミネート。夫は彼女の音楽監督でもあるサックス奏者のジム・トムリンソン。

https://www.youtube.com/watch?v=gTWWe_1INYY

そして、先ほどのStacey Kentの歌のあるものをもう1曲。
アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の「Corcovado」。
Stacey Kent and the Ebene Quartet perform Corcovado
サックス奏者のジム・トムリンソンがサックスを演奏しています。
演奏:Stacey Kent, vocals
Jim Tomlinson, saxophone
Quatuor Ebène - Ebene Quartet:
Pierre Colombet, violin
Gabriel Le Magadure, violin
Mathieu Herzog, viola
Raphaël Merlin, cello

https://www.youtube.com/watch?v=tfeDE86cN60