ヴィオラ奏者
《ミシェル・ミカラカコス(Michel Michalakakos)》

2014.8.12

父親であるChristos Michalakakosにヴィオラを師事、パリ音楽院でColette Lequienに師事。
1979年から1984年までフランス国立管弦楽団に在籍、1981年からはParis String Trioに参加、
テレビやラジオ、世界各地で音楽祭などに出演する。
2008年からはAux Ormes Mozartiens音楽祭にて芸術監督を務める。
またクラシック以外のジャンルにも積極的に取り組み、タンゴやジャズ音楽のコンサートをし、
ワールドミュージックのCDなどもリリースしている。
 指導者としては、室内楽をはじめヨーロッパ、日本、カナダ、アメリカなどで教える傍ら、
Biarritz International Music Academyでは芸術監督を務める。
1991年よりパリ音楽院教授に就任、ブローニュ=ビヤンクール地方音楽院でも指導し、
リール地方音楽院においてもマスタークラスを定期的に行っている。

それでは、ヨルゴス・デルフィス(Yorgos Delphis)作曲の「Mystiko(Secret)」。
2010.4.15/la Sainte Chapelle
https://www.youtube.com/watch?v=eu8vPlyZzpE

続いて、少し長めになりますが、ちょっと面白いエピソード(贋作云々の話)のある曲なのでご紹介を兼ねて。
アンリ・カサドシュ(Henri Casadesus, 1879年9月30日 – 1947年5月31日)作曲の「J.C.バッハ風の協奏曲」。
アンリ・カサドシュはヴィオラ奏者で楽譜出版者。カミーユ・サン=サーンスと1901年に「古楽器協会」を設立。
この曲は、「ヨハン・クリスティアン・バッハのチェロ協奏曲」として贋作されたものだとのこと。
https://www.youtube.com/watch?v=PG_zvtibU2Q