ヴィオラ奏者
《クシシュトフ・ホジェルスキー(Krzysztof Chorzelski)》

2014.8.6

今日は美しいウェーベルンの曲を、ベルチャ弦楽四重奏団の演奏で。

クシシュトフ・ホジェルスキーは、ベルチャ弦楽四重奏団 Belcea Quartetのヴィオラ奏者。
1992年、ワルシャワのロンスキー・ソロヴァイオリンコンクールで優勝している。

ベルチャ弦楽四重奏団は、ルーマニア人の女性ヴァイオリニスト、
コリーナ・ベルチャとポーランド人男性ヴィオラ奏者、
クシシュトフ・ホジェルスキーを中心に、1994年英国王立音楽大学で結成。
大阪国際室内コンクールとボルドー国際弦楽四重奏コンクールに優勝し、以来にキャリアを重ね、
英国をベースとする弦楽四重奏団では最も有名名若手弦楽四重奏団として高い人気がある。
メンバー:
コリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)
アクセル・シャハー(ヴァイオリン)
クシシュトフ・ホジェルスキー(ヴィオラ)
アントワーヌ・レデルラン(チェロ)

それでは、アントン・ウェーベルン(Anton Webern/1883-1945)の
「弦楽四重奏のための緩徐楽章(Langsamer Satz)」(1905年)。
ウェーベルンは、シェーンベルクの弟子のひとりで、無調と12音による音楽を展開。
この作品は、ウェーベルンが22歳の時に作曲された、
シェーンベルクの「浄められた夜」が短くなったような感じの作品。
1962年に初演されている。
演奏は、ベルチャ弦楽四重奏団。
the Mozart-Saal of the Wiener Konzerthaus, Wednesday, March 26th, 2014。

https://www.youtube.com/watch?v=N2D5u3Nfn1A

ベルチャ弦楽四重奏団のサイトがあります。
http://www.belceaquartet.com/