ジャズ・ベーシスト
《ジョージ・ムラーツ(George Mraz)》

2014.5.28

今回は、ローランド・ハナ、リッチー・バイラーク、ハンク・ジョーンズという、
ちょっと懐かしい感じのする3人のピアニストとの演奏があったので、
幅広い音楽性が伝わりそうな演奏をピックアップしてみました。

1944年9月9日、チェコスロヴァキア(ボヘミア地方南部のピーセック)生まれのジャズベーシスト。本名はJiri Mraz。
一時期サックスも学んだがプラハ音楽院にてクラシックとベースを学ぶ。
卒業後の1966年西ドイツミュンヘンへ移住し、ジャズミュージシャンとして活躍。
1968年バークレー音楽院特待生として渡米。
その後、オスカー・ピーターソン・トリオのレギュラーメンバーに。
1978年からはトミー・フラナガンのレギュラーベーシストとして活躍。
1992年、トミー・フラナガンの元を離れてからもフリーのベーシストとして活躍中。
クラシック音楽を学んだ音感の良さと、アルコ弾きの技術、歌心あふれるソロ・フレーズ、そして、幅広い音楽性。
現在活躍するジャズベーシストの中では最高峰のレベルだとされている。

それでは、ローランド・ハナ (Roland Hanna/piano 1932.2.10-.デトロイト2002.11.13)とのデュオによる「Swan Lake」。
Album : Romanesque 1982
https://www.youtube.com/watch?v=XaCSV5WXmfU

続いて、「Cossack's Song」。
ピアノは、リッチー・バイラーク(1947.5.23-)。
Richie Beirach - piano
Hregor Huebner - violin
George Mraz - bass
https://www.youtube.com/watch?v=9LVLj6OIZjc

そして、ジャズ・トリオによる「Nica's Dream」。
ピアノは、ハンク・ジョーンズ(1918.7.31-2010.5.16)。
Tokyo Jazz Festival 2008
Hank Jones(p)
George Mraz(b)
Billy Kilson(ds)
https://www.youtube.com/watch?v=c1yPn_FaEFQ