コントラバス奏者・指揮者
《セルゲイ・クーセヴィツキー》

2014.4.14

セルゲイ・クーセヴィツキー(Serge Koussevitzky /1874年 - 1951年)
コントラバスのソロ演奏を始めたのは、昨日ご紹介したゲーリー・カーですが、
それ以前で聴くことのできるコントラバス奏者をご紹介してみます。
このセルゲイ・クーセヴィツキーは、アメリカ合衆国で活躍したユダヤ系ロシア人のコントラバス奏者、指揮者、作曲家。
モスクワで音楽を学んだ後、名コントラバス奏者として活動。
1902年には『コントラバス協奏曲 嬰ヘ短調 作品3』を作曲。1908年にベルリンで指揮者デビューを果たす。
1920年にボリシェヴィキ政権を嫌ってパリに脱出、
1924年にボストン交響楽団常任指揮者に任命され、アメリカに移住。
24年にわたって、ボストン交響楽団を世界的水準を持ったオーケストラに育て上げた。
クーセヴィツキーの著名な門人にレナード・バーンスタインがいる。

それでは、クーセヴィツキー自身の曲を自らが指揮・演奏した
「Concerto for Double Bass and Orchestra in F-sharp Minor, Op. 3., II. Andante」。
1929年10月22日の録音。
http://www.youtube.com/watch?v=1fTexStjP_A

続いて「Chanson Triste」。
http://www.youtube.com/watch?v=agbe2oZIq4w