チェロ奏者《ポール・トルトゥリエ（Paul Tortelier/1914年3月21日 - 1990年12月18日）》　フランスのチェロ奏者、作曲家、指揮者。
昨日ご紹介したアンドレ・ナヴァラらと並ぶフランスのチェロ楽派として活躍。
卓越した技巧、芯の太い音色の上に、真摯で深い精神性を湛えた演奏表現で名高い。
作曲家としても、『イスラエル交響曲』やチェロ作品など優れた作品を残している。
妻のモード・マルタンも優れたチェロ奏者であり、長男ヤン・パスカルはヴァイオリニスト及び指揮者、
長女マリア・ド・ラ・パオはピアニスト、次女のロマーナはチェリストで、
トルトゥリエは、子供たちと演奏する室内楽を無上の喜びとしていたという。
ちょうどそのファミリーでの演奏映像もあったので、その雰囲気をご紹介するということで３曲目に。

それではまず、バッハの「Prelude from Suite No. 1 in G major」。
http://www.youtube.com/watch?v=KYah2xc3Gp0

続いて、フォーレの「Cello Sonata No.1 Op.109/Allegro」。
ピアノ演奏は、Eric Heidsieck。
http://www.youtube.com/watch?v=F2eDgUpwF1Q

そして、トルトゥリエ・ファミリーの演奏映像で、ヘンデルの「Trio Sonata in G-minor HWV 387」。
演奏は、The Tortelier Family（Paul Tortelier (cello)/Maude Tortelier(cello)/Maria De la Pau Tortelier(piano)）。
http://www.youtube.com/watch?v=Ype1DM-lJzg