チェロ奏者
《ヤーノシュ・シュタルケル》

2014.2.24

今日の音楽は、チェロ奏者の《ヤーノシュ・シュタルケル(Janos Starker/1924.7.5-2013.4.28)》。

ハンガリー出身のチェリスト、音楽教育者。渡米後、ピリオドという小さなレーベルと契約し録音したコダーイの無伴奏チェロソナタでセンセーションを巻き起こし、一躍その名を世界中に轟かせ、「カザルスの後継者」と言われるほどの優れた奏者でありながら、指導者としても優秀で、彼に師事したチェリストは多い
7歳で音大に入学を許可された。11歳でソロ・デビュー、翌年ルーマニアのブカレストで演奏会を行い、国外デビュー。1945年にブダペスト国立歌劇場管弦楽団およびブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に、1948年、ダラス交響楽団の首席チェリストに、翌1949年にはメトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席チェリストに、さらに1953年、シカゴ交響楽団に移籍。1958年まで就任、在籍。
『ヤーノシュ・シュタルケル自伝』愛育社 (2008/03)がでています。

それでは、コダーイの「Cello Solo Sonata I. Mvt」。
http://www.youtube.com/watch?v=4MEUIGjfHNw

続いて、ガスパール・カサドの「チェロ組曲/1st mvt」。1989年、東京でのリサイタル演奏から。
http://www.youtube.com/watch?v=wtdENqV3FJ0

そして、J.S.Bach「Cello Suite 3-I. Prelude」。
http://www.youtube.com/watch?v=dtLKjeEssAo