ヴィオラ・ダ・ガンバ、、チェロ奏者
《ヴィーラント・クイケン》

2014.1.3

今日の音楽は、ベルギーのヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ奏者の《ヴィーラント・クイケン(Wieland Kuijken)》。

1938年8月31日 ブリュッセル近郊ディルベーク 生まれ。
同世代のバロック・チェロ奏者やヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の中でも、屈指の演奏家の一人。
15歳でブルッヘ音楽院に進みチェロとピアノを学び、1957年からはブリュッセル音楽院に編入、
1962年、卒業。早くからヴィオラ・ダ・ガンバにも興味を示し、
1959年にバロック音楽を専門とするブリュッセル・アラリウス・アンサンブルに参加。
一方でアンサンブル・ミュジック・ヌーヴェルにも加入し、前衛音楽を演奏。
1970年代からは、国際的な演奏活動と数々の録音を行っている。
弟のシギスヴァルトとバルトルトとともに、
古楽器アンサンブル「ラ・プティット・バンド」やクイケン弦楽四重奏団を結成する。
グスタフ・レオンハルトやフランス・ブリュッヘン、アルフレッド・デラーらと共演して数多くの室内楽を上演している。
1970年代には、アントウェルペン音楽院やブリュッセル音楽院、デン・ハーグ音楽院で教鞭を執り、
1973年にはインスブルックでも教壇に立つ。
長男のフィリップ・クイケンは日本在住の弦楽器製作家、
次男のピート・クイケンは鍵盤楽器奏者でベルギー王立音楽院教授、
娘のヴェロニカ・クイケンはヴァイオリニスト。

それでは、Johannes SCHENCKの「Sonata XII (d-Moll) , Allegro-Presto」。
演奏は、 -Wieland Kuijken & François Joubert-Caillet。
http://www.youtube.com/watch?v=-hUbMBgVv2w

続いて、The Kuijken EnsembleによるJ.S.Bachの「Sonata a traversa, violino e continuo (Largo),」。
http://www.youtube.com/watch?v=_eVSX4Pa5Es