ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者
《ヒレ・パール》

2014.1.1

今年2014年最初の「今日の音楽」は、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の《ヒレ・パール(Hille Perl)》。

<演奏者プロフィール>
ブレーメン生まれ。父のヘルムート・パールは18世紀の演奏習慣を専門とする音楽学者。
ハンブルクで初めペレ・ロスに、高等音楽院ではイングリット・スタンパに師事。
さらにブレーメン古楽アカデミーでヤープ・テル・リンデンとサラ・カニングハムのもとで研鑚を積む。
1990年に卒業後、独奏者、室内楽奏者として世界各地で演奏活動を開始。
ザ・ハープ・コンソートとフライヴルク・バロック・オーケストラのメンバーでもあり、
リュート奏者のリー・サンタナとのデュオも注目されている。

<ヴィオラ・ダ・ガンバ(イタリア語:Viola da gamba)について(Wikipediaより引用抜粋)>
・16世紀から18世紀にヨーロッパで用いられた擦弦楽器。フランス語ではヴィオール(viole)、
英語ではヴァイオル(viol)、ドイツ語ではガンベ(Gambe)と呼ばれる。
「ヴィオラ・ダ・ガンバ」とは「脚のヴィオラ」の意味で、楽器を脚で支えることに由来する。
・ヴァイオリン属に比べ音量が小さいヴィオラ・ダ・ガンバは、劇場や野外での演奏には適さず、
もっぱら宮廷や上流市民の家庭における室内楽、および教会音楽で用いられた。

それでは、J.S.Bachの「 Cello Suite No. 5 in C minor BWV 1011 - Sarabande」。
http://www.youtube.com/watch?v=x_wkegGx2nU

続いて、Sainte-Colombe:の「Les Couplets - Bergeronnette preste」。
http://www.youtube.com/watch?v=_cN_JbX8ggA

そして、アンサンブル演奏によるGeorg Philipp Telemannの「Doppelkonzert a-Moll TWV 52: a 1 」。演奏は、Hille Perl und die Königin der Streichinstrumente
(Deutschland, 2011, 43mn)。
http://www.youtube.com/watch?v=RMovH1oQY2s