リュート奏者
《エリック・ベロック》

2013.11.11

今日の音楽は、フランスの古楽奏者、エリック・ベロック(Eric Bellocq)。

1983年、パリ国立高等音楽院においてギタークラスの最終学年時、通奏低音技法を学び始め、
バロック・アンサンブル「レザール・フロリサン」で演奏活動を開始。
1990年に脱退するまでテオルボ奏者として活躍する。
1991年からは、ドミニク・ヴィス率いるアンサンブル・クレマン・ジャヌカンで、
主にルネサンス・リュートを演奏している。
また、2000年以降は、投げ物曲芸師ヴァンサン・デ・ラヴェネーレと共演する
「ボールの歌、 古楽と即興と曲芸の出会い」と題されたショーにおいて、
古楽の様式による自らの音楽作品を発表している。
2009年には、ライフワークであるJ.S.バッハのリュート曲作品を演奏可能にする斬新な調弦法を考案。
AMUZ(アントワープ)およびサント音楽祭をはじめとする主要なヨーロッパの音楽祭において、
ライブではほとんど演奏されないBWV 996、997および998を演奏している。
オーケストラやアンサンブル演奏、デュオ、そしてソロによる演奏を録音し、
ナクソス、キングレコード(日本)、フレーム(イタリア)からCDリリースしている。

それでは、Kapsbergerの「Toccata Arpeggiata」。
http://www.youtube.com/watch?v=6bLMwphe284

サイトがあります。
http://www.bellocq.info/

続いて、J.S. Bachの「Wie starb die Heldin so vergnügt」(Trauer Ode BWV198)。
演奏は、Damien Guillon (countertenor), Eric Bellocq and Benjamin Perrot (lutes) 、Françoise Lasserre((dir)。
http://www.youtube.com/watch?v=PgAThfzBwUc

そして、G. モレイユ(G. Morlaye)のブランル(Branles d'Ecosse)。
http://www.youtube.com/watch?v=td-3RLwYeDM