リュート音楽
《ジョン・ダニエル》

2013.7.30

今日の音楽は、イングランドのリュート奏者、作曲家の
ジョン・ダニエル(John Danyel/1564年~1626年頃)。

兄サミュエル・ダニエルは宮廷詩人。1603年、オクスフォード大学音楽学士となり、
1606年には、リュート、ヴィオール、声楽のための歌曲集を出版。
1625年のジェームス1世の葬儀記録に王室音楽家として記録されている。
20世紀前半のイギリスの音楽家ピーター・ワーロックが
「(あのダウラントも超える)最高のリュート作曲家」と表しているそうである。

それでは、2台のリュートによる「A fancy」。
演奏は、Maurizio Manzon、Trond Bengtson。
http://www.youtube.com/watch?v=JZGsscTLJus

続いて、繊細な歌声とリュートによる「No, let chromatic tunes」。
まるでダウランドのような印象もある曲。
演奏は、Nigel Short (countertenor), David Miller (lute)。
http://www.youtube.com/watch?v=SR2PaE983LI