ルネッサンスのリュート音楽 
《ミケランジェロ・ガリレイ》

2013.7.15

今日の音楽は、ルネッサンスのリュート音楽、
天文学者のガリレオ・ガリレイの末弟のミケランジェロ・ガリレイ(Michelangelo Galilei /1575-1631)。

以前、ガリレオ・ガリレイの父ヴィンツェンツォ・ガリレイはご紹介しましたが、
ガリレイ家は リュート奏者の家系。ガリレオもリュートを弾き、父より上手だったそうで、
張力に関する物理的法則の実験には リュート弦が使用されたという話もあったりします。

さて、ミケランジェロですが、リュート奏者になったものの競争の激しいトスカナの宮廷では就職できず、
ポーランドの宮廷に招かれたようです。
そして、ミケランジェロの死後、その妻と4人の子供が義兄のガリレオを頼ってイタリアへやってきたものの、
その直後にその全員がペストで死亡したという痛ましい話が残っています。

それでは、「Toccata e Volta」。
http://www.youtube.com/watch?v=3KEq9NJTnQg