イングランドのルネサンス音楽:クリストファー・タイ

2013.5.21

「 O Lux a 5」
「In nomine XIII - "Trust"」
「In nomine "Crye"」

今日の音楽は、16世紀イングランドのオルガニストで、ルネサンス音楽の作曲家、
クリストファー・タイ(Christopher Tye/1505年頃 – 1572年頃)。

ケンブリッジ大学とオックスフォード大学の両方で音楽で博士号を取得。
1543年よりイーリー大聖堂の聖歌隊長を務めるが1561年に辞任。エドワード6世の音楽教師を務めた可能性もある。
ラテン語の宗教曲としては、詩篇唱やミサ曲があり、
なかでもイングランドの俗謡「西風Western Wynde」を定旋律としたパロディ・ミサは、
ジョン・タヴァーナーやジョン・シェパードの作例と並んで有名。
英国国教会のための英語祈祷文による宗教曲は、サーヴィスServiceやアンセムがある。
ヴァイオル・コンソートのための器楽曲も多数あり、なかでも20曲以上の「イン・ノミネ」はタイの代表作として知られる。

それでは、「 O Lux a 5」。
演奏は、Jordi Savallほか。
http://www.youtube.com/watch?v=XEPyeYCoeQA&list=ALzxNYRMVOCRgUmAdYqtGSGQKE6CEhpDsS

続いて、「In nomine XIII - "Trust"」。
演奏は、Ernst Stolz。
http://www.youtube.com/watch?v=1rN1PUZglyw

そして、「In nomine "Crye"」
演奏は、Ernst Stolz。
http://www.youtube.com/watch?v=MmK4gmrm204