ルネサンス・イギリス:ロバート・フェアファクス

2013.5.20

「Agnus Dei PART 1」
「Somewhat musing」

今日の音楽は、ヘンリー7世と8世の時代のイギリスで最も著名なルネサンスの音楽家、ロバート・フェアファックス
(Robert Fayrfax/1464年 リンカンシャーのディービング・ゲート~1521年 ハートフォードシャーのセントオールバンズ)。

同時代のイングランド人作曲家のなかで、最も多数の作品が残っている。
当時イングランドで流行していたほぼすべてのジャンルに作品を残し、
特に重要なのは循環ミサ曲の展開に貢献したこと。
ヘンリー8世の寵愛を受け、国王より終身年金を与えられている。
その教会音楽の大半は、1500年代初頭のイングランドで一般的であった5声のテクスチャアによっているとのこと。

それでは、「Agnus Dei PART 1」(「Missa Tecum principium」の最終楽章)。
演奏は、The Cardinall's Music(指揮、Andrew Carwood)。
http://www.youtube.com/watch?v=bWUJ9Yss3Kc

続いて、「Somewhat musing」。
演奏は、The Hilliard Ensemble。
http://www.youtube.com/watch?v=uNcyahY4jl4