ギヨーム・デュファイ

2013.5.6

「めでたし、海の星(Ave Maris Stella)」
「月は5月(Ce moys de may)」
「ミサ「ロム・アルメ」(Missa L'homme arme)1. Kyrie」

今日の音楽は、音楽の形式および精神の点で、
中世西洋音楽からルネサンス音楽への転換を行なった音楽史上の巨匠で、
ブルゴーニュ楽派の音楽家、ギヨーム・デュファイ
(Guillaume Dufay/1400年頃または1397年8月5日ブリュッセル近郊のベアセル-1474年11月27日)。
「ギヨーム・デュ・ファイ」(Guillaume Du Fay) とも表記される。

1414年、カンブレー近郊のSt.Géry(サンジェリー)教会で働きはじめ、
1414年から18年まで、コンスタンツ公会議に同行、1418年にカンブレに戻り副助祭となるが、
同じ年にイタリアのリミニ宮廷に移り本格的な作曲を始める。
1424年に、カンブレーに戻りラン大聖堂で副助祭となるが、
その後、サヴォアとカンブレの間を行き来しながら活動する。
1436年には、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(フィレンツェ大聖堂)の献堂式のために
「ばらの花が先頃」という曲を作っている。
オケゲム、ビュノワらと親交を持ったほか、ジョスカン・デ・プレらとも接触したと考えられている。

それでは、「めでたし、海の星(Ave Maris Stella)」を。
演奏は、Ensemble Musica Nova。

http://www.youtube.com/watch?v=TEPB9r_0TCk&list=PLFBE4A5D3EDB8C0A1

続いて、「月は5月(Ce moys de may)」
演奏は、Ernst stolz。

http://www.youtube.com/watch?v=a2A_Fec3M8Y

そして、「ミサ「ロム・アルメ」(Missa L'homme arme)1. Kyrie」。
(武装した人)ルネサンス期に流行した俗謡「ロム・アルメ」を主題にした4声循環ミサ曲。
演奏は、Jeremy Summerly & Oxford Camerata。

http://www.youtube.com/watch?v=fLwMEBlBBB4