ジョスカン・デ・プレ

2013.4.23

「Ave Maria」
「オケゲムの死を悼む挽歌(La Déploration sur la Mort d'Ockeghem)」

今日の音楽は、盛期ルネサンス時代のフランドル楽派作曲家で声楽家の
ジョスカン・デ・プレ(Josquin Des Prez; Josquin des Prés, Josquin des Pres, Josquin Desprezとも綴る。
1440年? - 1521年8月27日 コンデ=シュル=レスコー(Condé-sur-l'Escaut))。本名はジョスカン・ルブロアット(Jossequin Lebloitte )。

ルネサンス最高の音楽家として生前からから尊敬を受け,ルターが〈音符を意のままに支配する楽匠〉と賞賛したほど。
ミサ曲をはじめ、さまざまな分野の作品を残した。
オケゲムの門下で、早期作品ではオケゲム風テーマを多用しているように、ジョスカンにとってオケゲムは大いなる賛嘆の的だった。
1497年にオケゲムが亡くなったとき、「オケゲムの死を悼む挽歌(森のニンフ)」
(La Déploration sur la mort Ockeghem(Nymphes des bois))を作曲している。
さて、簡単に生涯をたどると、青年時代に故郷のフランドル地方からイタリアへ。
1459年から72年末までミラノの大聖堂聖歌隊歌手をつとめた。
ミラノ公の宮廷にで、79‐86年にはアスカニオ・スフォルツァに仕え、86年から教皇礼拝堂聖歌隊歌手として活躍。
1501年にはフランスでルイ12世の宮廷に仕えたが,03年フェラーラ公エルコレ1世の宮廷礼拝堂楽長に迎えられる。
しかし、晩年のことは殆ど知られていない。

それでは、「Ave Maria」。
演奏は、La Chapelle Royale & Philippe Herreweghe。

http://www.youtube.com/watch?v=Xt3H2uGxFLI

続いて、「オケゲムの死を悼む挽歌(La Déploration sur la Mort d'Ockeghem)」
演奏は、Laudantes Consort & Guy Janssens。

http://www.youtube.com/watch?v=kWejo9uYsNk&list=PLE4D54B3626FBD62F