ジャン＝フランソワ・ダンドリュー
「オルフェの竪琴（La Lyre d'Orphee）」
「放蕩者 （Les Cascades）」
今日の音楽は、フランス盛期バロック音楽の作曲家・鍵盤楽器奏者、
ジャン＝フランソワ・ダンドリュー（Jean-François Dandrieu/1682パリ - 1738.1.17）。
フランス宮廷で国王ルイ14世のための御前演奏を行ない、
クラヴサン奏者およびオルガン奏者としての経歴を歩み始める。
1705年にパリのサンメリ教会からオルガニストの称号を授与。
1706年にジャン＝フィリップ・ラモーがシテ島の聖
マドレーヌ教会オルガニストに志願した際、演奏技能の審査員に加わった話もある。
そのクラヴサン曲は、フランソワ・クープラン的であるのに加え、
対位法を効果的に用いていて、ドイツ・バロック音楽のイメージも強い。
生前に出版された作品は、「トリオ・ソナタ集 Livre de Sonates en Trio」（1705年）、
「コンセール《戦争さまざま》 Les Caractères de la Guerre 」、
「ヴァイオリン・ソナタ集」（全2巻） Livres de Sonates à violon seul 、
「小クラヴサン曲集」、「クラヴサン曲集」。オルガン曲集は1739年に死後出版されている。
それでは、「オルフェの竪琴（La Lyre d'Orphee）」。
（クラヴサン曲集 第2巻（Deuxieme Livre de Clavecin）第1組曲（Premiere Suite）より）
演奏は、ベティ・ブライヤンツ（Betty Bruylants）。
http://www.youtube.com/watch?v=ykS0ilFxnhg
続いて、「放蕩者 （Les Cascades）」。
（クラヴサン曲集 第1巻 Premier Livre de Clavecin 第3組曲より）。
演奏者は記載なし。