・ヨハン・アダム・ラインケン

2013.3.20

「永遠について」
「バビロンの流れのほとりで」
「音楽の園 イ短調」
「フーガト短調」

今日の音楽は、17世紀後半から18世紀初頭にかけて、ハンブルクで活躍したオランダ出身の作曲家、
ヨハン・アダム・ラインケン(ドイツ語: Johann Adam Reincken,オランダ語: Jan Adams Reinken/1643.12.10 - 1722.11.24) 。

オルガン音楽の大家として、ディートリヒ・ブクステフーデとともに、北ドイツ・オルガン楽派の隆盛を築いた。
J.S.バッハも、ラインケンの影響を受け、
ラインケンの『音楽の園』から3曲を鍵盤楽器用に編曲している(BWV954, 965, 966)。
バッハが1720年にハンブルクを訪問した際に、
『バビロンの流れのほとりで』に基づくコラール幻想曲を即興で演奏。
「すでに死に絶えたと思っていた技法があなたのうちに生きていた」として、晩年のラインケンを感動させた。

それでは、「永遠について(De Aeternitate)」。
演奏は、Ricercar Consort(指揮、Philippe Pierlot)。
http://www.youtube.com/watch?v=N2JdfO_VNaM

続いて、J.S.バッハにちなんだ、
「バビロンの流れのほとりで(An den Wasserflussen Babylon)」。
演奏は、Gustav Leonhardt(Organ)。

http://www.youtube.com/watch?v=Dzvy8qgRahM

そして、「音楽の園 イ短調/Hortus Musicus A-mollI. Sonata 1ma (excerpt - 2nd part)」。
演奏は、La Rêveuse(指揮、Benjamin Perrot)。

http://www.youtube.com/watch?v=9YlOs7Ccvrg

ついでに、「フーガト短調(Fugue in G minor)」
演奏は、MARJU RIISIKAMP (klavessiin / harpsichord)。

http://www.youtube.com/watch?v=NX2-Cbh_je4