サンティアゴ・デ・ムルシア

2013.3.6

「ファンダンゴ(FANDANGO)」
「イタリアのフォリア(Folias Italianas)」
「Tarantelas/Preludio Grabe/La Cadena」
その他

今日の音楽は、昨日に引き続いてスペインものを。
18世紀スペインの宮廷で活躍したギター音楽家、サンティアゴ・デ・ムルシア(Santiago de Murcia/?~1732)。
サンティアゴ・デ・ムルシアの生涯については良くわかっていないようだが、
1714年に印刷刊行された伴奏法教則本「ギターによる伴奏の概要」
(内容の前半はギターによる通奏低音伴奏の方法、後半はフランスなどの宮廷舞踏の音楽例)をはじめ、
いくつかの筆写曲集で、コントルダンス、ガイヤルド、メヌエット、パスピエ、パヴァーヌなどのフランス風舞曲作品が残されている。

それでは、「ファンダンゴ(FANDANGO)」。
演奏は、 Paul O'Dette(guitarra barroca)。
しかしこの時代の演奏、リュート奏者として有名なポール・オデット(1954年米国ピッツバーグ生まれ)の
演奏というのがとても多くてあらためて精力的な活動をしていることを実感。

http://www.youtube.com/watch?v=0iwJL7yevwk

そして、「イタリアのフォリア(Folias Italianas)」。
演奏者は記載なし。

http://www.youtube.com/watch?v=L0_FB-vJ0O4

続いて、「Tarantelas/Preludio Grabe/La Cadena」 (3/9)
演奏は、Paul O'Dette(baroque guitar)ほか。

http://www.youtube.com/watch?v=sB0a7O198eg

おまけは、Paul O'Detteのバロックギター演奏によるサンティアゴ・デ・ムルシア(具体的な曲名は記載なし)。

http://www.youtube.com/watch?v=i4xVXZQFuhQ