ヨハン・クリストフ・ペツ

2013.2.23

「合奏協奏曲集 ト短調」
「ソナタ第8番ト短調」
「パッサカリア」

今日の音楽は、テレマンが書いた詩でヘンデルと並び称されている
(にもかかわらず、ほとんど忘れ去られている)という、
ドイツの宮廷音楽家・作曲家のヨハン・クリストフ・ペツ
(Johann Christoph Pez/1664.9.9ミュンヘン-1716.9.25 シュトゥットガルト)。

イタリアでコレッリに学び、フランスのリュリなどの影響も受けている。
同世代に似た名前のヨハン・クリストフ・ペーツェル(Johann Christoph Pezel/1639-1694)がいるが、
別人で、こちらのほうは主に金菅のための曲を書いた作曲家。

1688年、バイエルン選帝侯マクシミリアン・エマヌエルの宮廷で働き、
ローマでアルカンジェロ・コレッリに学ぶ機会を持つ。
1694年からケルン選帝侯ヨーゼフ・クレメンス・フォン・バイエルンのボンの礼拝堂楽団で働き、翌年カペルマイスターに。
1701年にミュンヘンに戻り、宮廷礼拝堂で活動した後、
1706年からヴュルテンベルク公エーバーハルト・ルートヴィヒの上級カペルマイスターとなる。

それでは、「合奏協奏曲集 ト短調(Concerto Grosso in G minor/7. Chaconne8. Bourrée : Presto)」(3/3)。
演奏は、Les Muffatti,Peter Van Heyghen。

http://www.youtube.com/watch?v=K_IrPCDIXR0

続いて、「ソナタ第8番ト短調(Sonata VIII in G minor/Adagio-Presto-Adagio/Fuga: Allegro/Dolce/Presto)」。
Sonata VIII in G minor for two violins, viola da gamba & b.c.:
演奏は、Stylus Phantasticus-Friederike Heumann (Viola da Gamba & Direction),Pablo Valletti & Nicholas Robinson (Violins),Eduardo Egüez(Theorbe),Dirk Börner(Organ)。

http://www.youtube.com/watch?v=tcldS558WY8

そして、「パッサカリア(Passacaglia)」。
演奏は、Elsa Frank(Oboe/Hautbois),Elisabeth Geiger(Clavecin)。

http://www.youtube.com/watch?v=UDm64nP4wFk