フローベルガー

2013.2.3

「トッカータ V-聖体奉挙のための」
「トッカータII」
「サラバンド(組曲ト短調)」

今日の音楽は、J.S.バッハ以前の時代の重要な鍵盤曲作曲家の一人、
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(Johann Jakob Froberger (1616.5.18?-1667.5.7) の作品を。

フローベルガーは、シュトゥットガルト生まれ。
ドイツの初期バロック音楽の作曲家・鍵盤楽器奏者。
1634年にウィーンに移り、1637年に当地の宮廷オルガニストに。
そしてその年、イタリアのローマに遊学し、フレスコバルディの門下に入る。
1641年から1657年までウィーンで、フェルディナント3世の外交官として、各地を歴訪。
パリで暮らした3年間(1650年 - 1653年)でフランス風の作曲技法を学ぶ。
自分の作品にフランス語の題名をつけたり、
フランス語風のフロベルグ(Frobergue)というサインを好んだりしたという。
フェルディナント3世の死後はアルザスに移り、1667年、エリクールで没。

それでは、ヨハン・ヤーコプ・フローベルガーの
「トッカータ V-聖体奉挙のための(Toccata V」 da sonarsi alla levatione)」FbWV105。
オルガン演奏は、アレハンドロ・カサル(Alejandro Casal)。
デビューCD「ヨハン・ヤコプ・フローベルガー:ディヴァース-多様性 ~鍵盤楽器のための作品集」から。

http://www.youtube.com/watch?v=vULsC4dMGqA

続いて、先と同じアルバムから、
アレハンドロ・カサルのクラヴサン演奏による「トッカータII( FbWV102Toccata II(、FbWV 102」。

http://www.youtube.com/watch?v=6oCgmZThgi0

そして、「サラバンド(組曲ト短調)/Sarabande (Suite G Minor)」を、
リュート演奏は、Andreas Martin。

http://www.youtube.com/watch?v=DNlHTxMYqQQ