ヘンリー・パーセル

2013.1.26

「 Music for a While(しばし楽の音に)」
「アブデラザール組曲(Abdelazer Suite): II. Rondeau」
「Cold song」スティング&クラウス・ノミ

今日の音楽は、ヘンリー・パーセル(Henry Purcell/1659.9.10.-1695.11.21)の音楽から。
ヘンリー・パーセルは、イタリアやフランスの影響を受けながら独自の音楽を生み出した、
17世紀イギリス、ウェストミンスター出身の作曲家、指揮者。
18歳で王室弦楽団の常任指揮者、作曲家に任命され、祝祭音楽や宗教曲、合唱曲など
多くの曲を作り宮廷音楽家として市民に親しまれ、400曲以上の曲を残した。
それでは、パーセルの「 Music for a While(しばし楽の音に)」を、
アメリカ出身のドーン・アップショウ(Dawn Upshaw/1960.7.17-)のソプラノで。

http://www.youtube.com/watch?v=AJUalHtKvvg

続いて、「アブデラザール組曲(Abdelazer Suite): II. Rondeau」を
Roger Norrington指揮、Orchestra of the Age of Enlightenmentの演奏シーンで。

http://www.youtube.com/watch?v=15rj-xFh2yg

そして、パーセルが1691年に作曲したオペラ『アーサー王』のアリア、
「Cold song」を、スティング(Sting)の歌で。(Live from Durham Cathedral 2009より)

http://www.youtube.com/watch?v=NT2Bq1P0Lq4

おまけで、この「Cold song」を有名にしたともいえる、ちょっと危ない感じもするクラウス・ノミの歌を。
クラウス・ノミ(Klaus Nomi/1944.1.24.-1983.8.6)は、ドイツ・バイエルン州インメンシュタット(Immenstadt)出身の歌手(オペラとロックの融合を試みた異形のカウンターテナー)、
アーチスト、パフォーマー。1979年にデビッド=ボウイのバックコーラスで注目を集め、
1981年にファーストアルバム「Klaus Nomi」をリリース。
翌82年にはラストアルバムとなった「Simple Man」を発表。
そして、エイズで亡くなった(39歳)
この映像は、ノミの亡くなる6ヶ月前のものだとのこと。

http://www.youtube.com/watch?v=TnkVgKzKPt8