ドメニコ・スカルラッティ

2013.1.23

「ソナタニ短調(Sonata K1 in D minor - Allegro)」
「ソナタト短調(Sonata K4 in G minor - Allegro)」
「ソナタヘ短調(Sonata in F Minor K.466 / L.118)」
「ソナタ嬰ヘ短調(sonata f sharp minor K25 - L481)」

今日の音楽は、昨日のコレッリに続いて、17、18世紀のイタリアを代表する作曲家、ドメニコ・スカルラッティの音楽を。
ドメニコ・スカルラッティ(Domenico Scarlatti/1685.10.26-1757.7.23)は、
J.S.バッハ、ヘンデルと同じ年にイタリアのナポリで生まれ、スペインのマドリードで亡くなった作曲家。

鍵盤曲に新しい用法を取り入れた。マリア・マグダレーナ・バルバラ王女のために書かれた555曲の練習曲が、
後に「ソナタ」と呼ばれ親しまれるようになった。
作曲家のアレッサンドロ・スカルラッティは父親である。

それでは、その鍵盤音楽から、チェンバロによる「ソナタニ短調(Sonata K1 in D minor - Allegro)」。
演奏は、 Pieter-Jan Belder。
この Belderは、ナクソスのシリーズでバッハも含めたチェンバロ演奏で個人的にはとても親しい。
このスカルラッティのチェンバロ曲を収めた全集も数年前にナクソスから出ていた。

http://www.youtube.com/watch?v=Rsek-yxnkVU&list=PLE5AD301D786957D0

続いて、同じくチェンバロによる「ソナタト短調(Sonata K4 in G minor - Allegro)」
演奏は、 Pieter-Jan Belder。先と同じスカルラッティの全集から。

http://www.youtube.com/watch?v=bMK4bY3bl4I&list=PLE5AD301D786957D0

そして昨日と同じくその表現の仕方の比較ということで、
現代ピアノによる演奏による「ソナタヘ短調(Sonata in F Minor K.466 / L.118)」。
演奏は、ロシアのピアニスト、エミール・グリゴリエヴィチ・ギレリス)(Emil Grigoryevich Gilels/1916.10.19-1985.10.14)。

http://www.youtube.com/watch?v=uthlSgmBYMc&list=AL94UKMTqg-9DisbTL44SmULPGRv4NpuWG

いちばん最初にスカルラッティを聴いたのはホロヴィッツなので、やはり外せない。
ウクライナ生まれのアメリカのピアニスト、
ウラディミール・サモイロヴィチ・ホロヴィッツ(Vladimir Horowitz/1903.10.1-1989.11.5)による
「ソナタ嬰ヘ短調(sonata f sharp minor K25 - L481)」

http://www.youtube.com/watch?v=DDQTg4SB3XA