アルカンジェロ・コレルリ

2013.1.22

『トリオ・ソナタ 第1番 No. 6』
『ラ・フォリア(La Folia)』
「合奏協奏曲集 作品6 No.8」

今日の音楽は、昨日ご紹介したフランソワ・クープランに深い影響を与えた、
17、18世紀イタリアを代表する作曲家、ヴァイオリニストのアルカンジェロ・コレルリ
(Arcangelo Corelli/1653.2.17-1713.1.8/コレッリ、コレリと日本語で表記されることもある)の音楽を。

世代的には、ヴィヴァルディより25年、バッハやヘンデルより32年年長。
バッハはコレッリの作品3(1689年)の主題に基づき
オルガンのためのフーガBWV.579を作曲したほど深い影響を受けている。
もちろん、同じイタリアのヴィヴァルディに最も影響を与えた音楽家でもある。
合奏協奏曲、トリオソナタ、ヴァイオリンソナタでの作品でよく知られている。
ちなみに、1670年代の終わりには元スウェーデン女王クリスティーナのローマでの宮廷に属していたらしく、
『トリオ・ソナタ集』(作品1、1681)は彼女に捧(ささ)げられているそうである。

では、その『トリオ・ソナタ 第1番 No. 6』(作品1、1681)を。

http://www.youtube.com/watch?v=2kk7SBGimAM

続いて、有名な『ラ・フォリア(La Folia)』(ヴァイオリン・ソナタ 作品5/No.12)を。

http://www.youtube.com/watch?v=cBoAmQl2Kgc&list=AL94UKMTqg-9A3zo36Ytg3PbIxdwae7dt-

そして、「合奏協奏曲集 作品6 No.8」(『クリスマス協奏曲』として有名)を。
演奏は、ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)指揮指揮、
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(Berliner)。

http://www.youtube.com/watch?v=eql1FdlWwiY&list=AL94UKMTqg-9A3zo36Ytg3PbIxdwae7dt-